【格言】二葉亭四迷
おはようございます。
権藤大樹です。本日紹介する格言はこちら!
『信ずる理由があるから信じているのではなくて、
信じたいから信じているのだ。』
ペンネームの由来
二葉亭四迷(ふたばていしめい)の本名は長谷川 辰之助(はせがわ たつのすけ)といいます。
個人的には、このペンネームの由来が学生時代の授業の中でも印象に残っている1つであり、「くたばってしまえ」から来ています。
ここに至るまでの経緯は諸説あるようですが、当時は文学の道に進むことに理解が少なかった父親から言われた言葉であると学んだ記憶があります。
また、別の説として、デビュー作である『浮雲』を出版する際、師匠である坪内 逍遥(つぼうち しょうよう)の本名である坪内 雄蔵(ゆうぞう)の名前を借りたことによる自分への卑下の言葉とも言われています。
私なりの学び
今回はそんな二葉亭四迷の格言です。
『浮雲』でデビューを果たした後『其面影(そのおもかげ)』『平凡』という計3作の小説の他、得意であったロシア語を活かして多くのロシア文学の翻訳作品を残しました。
当初は父親から反対されたり、自身の作品に自信を持てずに師匠の名前を借りましたが、着実に結果を作っていったから生まれた格言ではないでしょうか?
信じることに理由は必要なく、信じたいから信じるというシンプルかつかっこいい考え方だと思います。
周りから反対されようが、今自信を持っていなくても、私も進むと決めた道を信じて日々精進していきます。